手軽に利用できるコンタクトレンズ
生まれて初めてコンタクトレンズを使ったのはもう30年以上前です。
当時はまだ今のようなメガネの薄手のレンズがそれほど普及していない時代で、極端に悪い左目と普通の近眼だった右目のレンズの厚みがあまりにも違うということで、メガネよりコンタクトレンズが良いのではないかと勧められました。当時まだ女子高生だった私は、丁度異性の目も気になるころでもあり、あのころはまだ高級品だったコンタクトレンズをつけてみたいけど親に頼むのは気が引けると思っていました。
しかし眼科の先生が親を説得してくれました。喜んでメガネからコンタクトレンズに乗り換えることにしました。
とはいっても当時のコンタクトにはハードレンズとソフトレンズの二種類しかありませんでした。今のような使い捨てのレンズはまだ発売されていませんでした。
当然私が買ったのはコンタクトの中でも安価だったハードレンズです。友人たちでコンタクトに換える子たちもほとんどハードレンズだったので、疑問も持たずにハードレンズを購入しました。
ところが、友人たちが1週間もすれば慣れていくコンタクトに、私だけは慣れることができなかったのです。それどころか1か月たっても目は充血したままで、風がちょっと吹くだけで目には激痛が走ります。
流石にソフトレンズを買ってくれとは言えず、仕方なくメガネ生活に逆戻りとなりました。再びコンタクトレンズにしたのは就職して自分で稼ぐようになってからです。
食品を扱う仕事だったため、衛生上メガネはなるべく控えてくれと言われ、以前の相性の悪さにためらいながらも今回はソフトレンズを購入しました。ところがいざつけてみると、びっくりするくらい楽に適応できたのです。
時が経ち、今は使い捨てのコンタクトレンズが主流になりました。もし当時使い捨てのコンタクトレンズがあれば、あんなに我慢して合わないレンズをつけ続けたり、再びコンタクトレンズにするまで何年も迷わずに済んだのにと今でも思います。
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